食事

色が違うだけじゃない!異なる魅力をご紹介します。

ブロッコリーとカリフラワーって何が違うの?

2017.04.04 高橋 千華

ブロッコリーとカリフラワーって何が違うの?

ブロッコリーとカリフラワーは、形の似ている野菜です。ルーツをたどるとなかなか面白い側面を持つ仲間ですが、もちろん違いもあります。ブロッコリーとカリフラワーに、ちょっと詳しくなってみませんか。

ブロッコリーとカリフラワーの誕生秘話

ブロッコリーもカリフラワーも起源をたどると、どちらもケールにたどり着きます。ちなみにキャベツも起源はケールです。ブロッコリーやカリフラワーとは違った形をしたキャベツまで、祖先は同じとは不思議ですね。
ちなみにカリフラワーはブロッコリーが突然変異してできたものです。似ていて当然ですね。食べたときに食感が違うのは植物としての成り立ちが少し異なるからです。
私たちはブロッコリーやカリフラワーの、「花蕾」の部分を食べています。柔らかい茎と花が咲く部分です。この花蕾部分が、ブロッコリーでは幹や茎からどんどん枝分かれして花蕾を持つのに対し、カリフラワーは茎のてっぺんにできた花芽の塊を大きな葉が包むようにして成長します。ですからブロッコリーを食べるとつぶつぶとした花芽の食感を味わうことができ、カリフラワーは柔らかい食感となる、という違いが生まれます。

栄養も異なる

カリフラワーには紫や黄色の種類のものもありますが、圧倒的に白いものが主流です。一方ブロッコリーは青々としていて、緑黄色野菜の一種です。ですから含まれている栄養素が異なります。ブロッコリーに多いβ-カロテンやビタミンKですが、カリフラワーからはあまり摂取が期待できません。
でもやはり共通点は多くあります。どちらもカリウムやビタミンCの摂取は期待できます。ビタミンCは調理によって損なわれることの多いデリケートな栄養素ですが、カリフラワーのビタミンCは調理による損失が比較的少ないと言われています。
また、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」に多く含まれることでおなじみの「スルフォラファン」は、カリフラワーにも含まれています。

ゆでる時には

カリフラワーを白くきれいにゆで上げるコツをご存知ですか? たっぷりのお湯でゆでる時に、少量のお酢を加えると白さがきれいにゆで上がります。一方ブロッコリーは青菜野菜同様、少量の塩を加えた、たっぷりのお湯でゆでると、きれいな色に仕上がります。野菜は色がさまざまなことが魅力の一つですので、きれいにゆで上げるのも重要ですね。

まとめ

同じ起源を持ち、似ているところもたくさんあるブロッコリーとカリフラワーですが、現在はブロッコリーの方が人気者かなぁと感じます。やはり野菜から摂取を期待するビタミン類をより豊富に含んでいますし、茎の部分も火を通せば食感や甘味のある食材として楽しめるほか、花蕾部分はつぶつぶした食感で、使い勝手も良いのではないでしょうか。少々押され気味のカリフラワーですが、最近カリフラワーの仲間である「ロマネスコ」が人気で、少し盛り返してきたようにも感じます。食感の違いを楽しみながら色とりどりの野菜をぜひ楽しんでください。