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肩こりはなぜ起こるのでしょうか?原因は、私たちの身近な生活にあります。

日常生活に潜む肩こり。その原因と予防法は?

2016.10.28 吉村亮太

日常生活に潜む肩こり。その原因と予防法は?

肩こりはなぜ起こるのでしょうか?原因は、私たちの身近な生活にあります。

肩こりの原因

肩こりの原因として日常生活での姿勢が関係してきます。
デスクワークなど前傾姿勢が多いと頭(女性だと5kgぐらい・男性7㎏)を支えることで筋肉の緊張が強くなり凝り硬まります。通勤バッグの重さ・持ち方なども肩こりに影響します。
家事では、台所での料理、掃除や洗濯時の姿勢などでどうしても前傾姿勢が多くなります。

肩と首の関係性

身体は一つ一つ、主に筋肉・関節で構成されています。デスクワークの方は特に慢性的な肩こりになりがちです。その原因は、肩甲挙筋という深層筋です。肩甲挙筋は頚椎の1番目~4番目の関節から肩甲骨の上角に付着しています。肩甲挙筋が緊張すると肩が上がり、力が常に入っている状態になります。緊張状態が続くと自律神経のバランスが乱れて交感神経が優位になり身体の力が抜けづらくなります。その結果、睡眠障害・だるさ・疲労感・頭痛・めまいなどの症状になりやすくなります。特に首の喉仏側の筋肉が硬くなると身体の不調が出やすいので、寒い時期は冷やさないようにマフラーをすると良いです。

肩こりと栄養

肩こり予防に効果的なことの一つは、血液をサラサラにすることです。その為には、適度な運動と食生活の小さな改善が必要です。食に関して言えば、イソフラボンが入った豆類は、動脈硬化を抑え、血圧を下げる効果があります。乳酸菌が入った乳製品でも、特にヨーグルトは牛乳よりも消化が早く、コレステロール値を下げるため、血液をサラサラにしてくれます。さらに、野菜を多く摂取するだけで野菜に含まれたビタミンは身体の調子を整えてくれる効果があります。 
例えば食事にヨーグルトや納豆を一品加えるだけでも良いですし、野菜の緑は食卓を鮮やかに彩ってくれますよね。

肩こりの予防運動方法

肩こりを予防するには緊張して硬くなった肩周りの筋肉をほぐすのが効果的です。
今回は仕事の合間にできる肩周りの筋肉を伸ばすストレッチをお伝えします。

まず、頭の上に手をのせ、息を吐きながらゆっくりと首を横に倒し、筋肉を伸ばします。左右5セットやるのが効果的です。
このようにして、肩こり原因となる肩の深部の肩甲挙筋をほぐします。この筋肉が硬まると慢性的な肩こりになりやすくなります。

次に肩と背中の筋肉をほぐすストレッチをお伝えします。
両手を肩において(右手は右肩に、左手は左肩に)、身体の前で両ひじをくっつけます。そのままの状態でひじを上にあげ、ゆっくり息を吐きながら、ひじを開いて肩を大きくまわします。今度は両ひじを開いたままひじを上に持ち上げ、上で両ひじをなるべく付けてから、息を吐きながらおろします。それぞれ3回ずつ繰り返してみましょう。

最後に

日常生活の中で、肩こりの原因になりやすい姿勢をとることが良くあります。
予防として、食生活の小さな改善と、首を冷やさないこと。
そしてご紹介した2つのストレッチを仕事の合間に挟むだけで、辛い肩こりを予防することができますので、ぜひお試しください。