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なるとつらいギックリ腰。その原因と対策について、専門家が教えてくれました。

ギックリ腰!その原因とワンポイントアドバイス

2017.01.17 吉村亮太

ギックリ腰!その原因とワンポイントアドバイス

ふとした瞬間、腰に強い痛みが生じるギックリ腰。欧米では「魔女の一撃」と言われるほどですが、その原因は何なのでしょうか?
今回はギックリ腰になってしまう原因と対策に関してお伝えします。

ギックリ腰の原因

ギックリ腰になる原因は大きく3つにまとめられることが出来ます。

1つ目は、原因の大部分である骨盤と姿勢の歪みです。腰の筋肉はウエストのカーブに沿って骨盤の上部分と繋がっています。その為、骨盤が歪むと腰の筋肉が固くなりギックリ腰に繋がります。また、姿勢が歪んでも同じ状態になります。

2つ目は、腰周りの筋肉疲労の蓄積です。長時間のデスクワークや家事など、立ち・座りに限らず長時間同じ姿勢でいることで気がつかないうちに腰の筋肉に疲労が蓄積してしまいます。そして、くしゃみや重いものを持った瞬間など急に強い圧が腰にかかった瞬間にギックリ腰になってしまうのです。

3つ目は、私生活の睡眠や運動不足によるものです。睡眠不足が続くと筋肉に蓄積した疲労が回復しない状態を繰り返すことになるので、腰とその周辺筋にこりが生じてしまいます。
また、長時間座ったままの姿勢が続く場合やちょっとした運動の際に腰を動かす動作が少ない場合でも同じことが起こります。

専門家のワンポイントアドバイス

さらに腰を支える筋肉として重要なのが「大腰筋」です。大腰筋とは直立不動の時、骨盤を前傾位置に保つ役割をします。分かりやすくいうと、「猫背にならないようにする」筋肉です。大腰筋は骨盤を自然な位置にキープさせたり、背骨の生理的な湾曲(S字カーブ)を作っているのです。その大腰筋が縮み、硬くなり、過緊張の状態になっていると腰痛やギックリ腰になりやすいのです。

<大腰筋の縮み度合いチェック>
大腰筋が縮んでいる時にでる症状は下記になります。
当てはまる項目が多いければ多いほど、ギックリ腰になる可能性が高まります。
1、仰向けで寝ると腰が浮く
2、仰向けで寝るのがつらい
3、朝起きるとときに腰が痛い
4、長時間立っていると、腰が痛くなってくる。
5、下腹が出ている。
6、背筋をまっすぐにした姿勢が保てない。

腰痛対策は「大腰筋を固めない」ということでかなり効果が出ます。
ギックリ腰にならないために、日頃から腰の筋肉、特に「大腰筋」をストレッチする事が大切です。

大腰筋セルフストレッチ法

腰をしゃがむように下ろして片方の膝を曲げ、反対側の脚を後方に伸ばします。
膝を立てた方の脚に両手を乗せて股間を前に突き出すようなイメージで後ろに伸ばした脚の前側をストレッチします。呼吸を止めないようにして、30秒ほどキープします。同じように片方の脚もストレッチしバランスを取るように伸ばしましょう。

大腰筋をストレッチし姿勢を良くすることで、下半身の血行が良くなり、むくみや冷え性の改善にも繋がります。特に産後や30代以降の方は骨盤がゆがんでいる場合がありますので、大腰筋を鍛えることで骨盤を元の位置に戻し、冷えやむくみを改善することができます。

最後に

辛いギックリ腰にならないよう日常から良い姿勢と適度な運動を意識して腰に負担を掛けないように気を付け健康な身体作りを保っていけるようにしましょう!