食事

風邪をひきやすい季節。食事面でも、風邪の予防を考えてみては?

風邪をひかない体に!食事から取り入れる予防法

2017.01.04 高橋 千華

風邪をひかない体に!食事から取り入れる予防法

寒暖を繰り返す気候に体が疲れたり、乾燥が始まったりして、気づけば風邪をひいていたということも珍しくありません。いくら手洗い・うがいを実践していても風邪をひいてしまうこともあります。食事で体の内側からもケアをしていきましょう。

粘膜を強くしましょう

皮膚や粘膜を健康に保つことは、細菌やウイルスの侵入がしにくくなるので風邪予防になります。この働きに関連深い栄養素は、ビタミンAです。ビタミンAは皮膚や眼の角膜、粘膜、消化器やその他の組織の分化に関わるので、粘膜を健康に保つ作用があります。
ビタミンAを多く含む食品にはレバーやうなぎなどがありますが、脂溶性ビタミンの一種であるビタミンAは体内に蓄積されやすいので、毎日レバーやうなぎを食べるような食事では過剰症になってしまう心配もあります。
そこでオススメしたいのが、β-カロテンです。体内で必要に応じてビタミンAに変換されて働いてくれるので、ビタミンAの効果を得ることができるのに、過剰症を心配しなくても良いのです。β-カロテンを多く含む食品は、緑黄色野菜、果物ではすいかや柿、みかんなどにも含まれます。

免疫力を高めましょう

たとえばウイルスや細菌が体内に入ってきても、身体の免疫力が高ければ発症せずにすみますので、免疫力の向上は風邪予防に重要です。免疫力向上に役立つ栄養素は、ビタミンCです。よく「風邪のひきはじめにはビタミンCを」などと言われ、なんとなく風邪予防のイメージも強いのではないかと思いますが、まさにその通りなのです。
ビタミンCは白血球の働きを強化してくれるのですが、白血球は体内の免疫活動の中心となるものです。
また、ビタミンCと言えばコラーゲンの生成に働いてくれます。コラーゲンの生成というと美肌効果ばかりがクローズアップされますが、コラーゲンは細胞と細胞を結びつける働きのある大切な成分です。ですから美肌だけでなく、血管や臓器、筋肉などでもきちんとコラーゲンが生成されるためにはビタミンCが欠かせません。細胞がきっちりコラーゲンで結びつけられ健全な状態であると、ウイルスや細菌も侵入しづらくなるので、風邪の予防につながります。

体力をつけることも大切

体力がなければ、当然風邪には勝てません。体力をつけるためには、きちんとエネルギーを供給するということが大切です。そこで注目をしたいのがビタミンB1。ビタミンB1は炭水化物が体内でエネルギーに変換される際に必要となる栄養素です。ですから、たとえエネルギー源である炭水化物をしっかり摂っていても、ビタミンB1が不足しているために上手にエネルギーが産生されないということがあります。疲れやすい、すぐにバテてしまう、ということに思い当たる方は、ビタミンB1をはじめとするビタミンB群が上手に摂れていない可能性があります。

まとめ

今回は3つのビタミンに注目をして、体の中から風邪を予防できるような強い体づくりについて考えてみました。当然のことながらこの3つの栄養素だけを摂っていたのではだめで、基本はバランスが良く、規則正しい食事です。そしてきちんと休養を取ることも大切です。それでも寒さの厳しい時や、周りに風邪をひいている人が多いと、なかなか防ぎきれないこともあるでしょう。そんな時に少し、参考にしていただければ幸いです。